秋田のクロちゃん On Mon, 2013/5/20
佐野 様
いつもお世話になっております。
大熊でございます。
先週の5月13日、午前11時10分、秋田のクロちゃんは亡くなりました。
信じられないほど穏やかに逝きました。
亡くなってから毛がフワっとしてきて顔はやすらかそのものでした。
8歳というのは早すぎるのか、野良ちゃんだったことを考えれば充分に生きたという ことなのかそれはわかりません。
それまで元気いっぱいだったクロちゃんの様子がおかしくなったのは
去年の12月、大好きなドライをほとんど食べなくなりやせてしまいました。
病院に連れて行くと「腎臓が5パーセントしか機能していない。
内臓全体が弱って苦しんでいる。安楽死させますか?」と言われ、恐ろしくなり家に 連れて帰りました。
そして佐野さんに相談させていただきました。
そしてササスペを注射器で飲ませ始めたところ、信じられないことにどんどん元気に なり、ドライも自分で食べるようになりました。
動きも少しずつ活発になり、太れはしなかったものの、棚の上に飛び乗ったり元気に なることができました。
「このままササスペを飲ませていこう」と安心していたのですが、
ゴールデンウイークのころに突然食事を受け付けなくなり、ササスペとスープを
なんとか飲ませる状態になりました。
「もしかしてこれはクロちゃんの寿命なのかもしれない。
ササスペのおかげで半年間元気で楽しい時間をすごせたのに違いない。」と
私は思いました。
なぜなら、弱っていくにもかかわらず、とても安心そうな顔をしてまったく
苦しそうでなく、日向ぼっこをしながらゆっくりと横になっている日が
続いていたからです。
父が毎日抱っこして「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と話しかけていたのですが、
13日の朝から呼吸がゆっくりになっていき、静かに息を引き取りました。
ササスペがなかったら、尿毒症でクロちゃんはもっと苦しんだろうと思います。
がんばって飲んだおかげで、静かに天国へ行くことができたのだと思います。
悲しいけれど、クロちゃんが最後まで苦しまなかったことに心から感謝しています。
佐野さん、ありがとうございました。
クロちゃん、出会えて良かった。本当に本当にありがとう。
美賀子
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