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黄色い鼻水・赤い目やに・くしゃみをたくさんして身体に小さなノミが歩いてる子猫を子供が保護してきました。まだ生後1ヵ月半くらい??泣き声もか細くて・・・一晩我が家で泣き続けて次の日には声が出なくなっていました。
☆ 9月17日 やっと時間が出来たのでどうぶつ病院へ。ウイルス性鼻気管炎ですね。と飲み薬とインターフェロンの点眼・点鼻薬をもらいました。それから鼻水と涙は少しずつ色も透明になってきたものの2週間たっても透明の涙が出続け、くしゃみは止まらない日々でした。
☆ 10月1日 インターフェロンはもう効かないでしょうといわれ、ステロイドの点眼薬を処方されました。この日の糞便検査で回虫が出たので、虫下しの薬をもらったのですがうまく飲ませられずにいました。同時に抗生物質ですとオレンジ色のシロップの飲み薬をもらったのですが、1回飲ませたら激しく咳き込んでしまい1回のみで飲ませるのをやめました。
☆ 10月8日 体調が少し改善したのでとフロントラインをやりました
☆ 10月15日 まだくしゃみと涙は出ていたのですがワクチンを注射しましょうということに。この際「野良猫だったので恐らく白血病は持っているでしょう」と3種ワクチンを。その日の夕方から全く動かず、食事も出来ず、注射のあとにはしこりが出来て腫れており、なでると痛がって声が出なくなってから1度も泣かなかったベムが注射したところを触ると痛がって声をあげました。水とご飯を少しずつ口に運んであげて、トイレには連れて行ってあげ、体力を消耗させないように介護しました。翌朝一番で病院に電話をしたところ「それは薬が効いている証拠なので心配ないです。2日ほどで元気になるでしょう」と説明されました。
☆ 10月17日 一時は元気になり食欲は減っていたけれど遊べるほどに回復してましたが、この日の夕方からものすごい口臭がしました。すぐにまた元気がなくなり、朝病院へ行くと40度の発熱。ご飯も全く食べず、元気もない。口で息をしてまた寝たきり状態に。これは絶対におかしいと思い別の病院へ行ったところ血液検査の結果「猫エイズ 陽性」の結果。このとき猫白血病は陰性でした。「エイズにはインターフェロンが効果的」との説明を受けて注射しました。そのときにステロイドも注射しときましょうといわれたのですが「どうして?」と疑問があったので「家で抗生物質を飲んだばかりなのでそれはいいです」と断りました。翌朝には熱が下がっており、元気もあるし、食欲も旺盛。何だったの?と言うくらいでしたが血液検査では貧血がありこれは回虫によるものの可能性があるといわれたこともあってもう一度糞便検査。ものすごい量の回虫がいました。いつもの病院でこの状態で虫下しを飲んでも大丈夫なのか?と聞くと飲まないと貧血は悪化するだけとのことだったので病院にまた行くことに。悲しくて泣いて泣いてどうしたら助かるのか、何とかならないのかと検索しているうちに佐野薬局を発見しました。発症からキャリアに戻ったという猫ちゃんはここでしか見れなかったし、これで助かるかもしれないとわらをもつかむ思いで佐野さんに連絡し、漢方を送ってもらうことになりました。
☆ 10月20日 再度貧血検査。虫下しは飲んでいない状態で、3日間たくさんご飯を食べていたら貧血はぎりぎり正常値に。前日からササスペを飲ませ始め、食欲も旺盛だったので一安心して、ここで虫下し1回目を飲ませました。黄色い錠剤が1/2錠。
☆ 10月21日 熱も平熱、食欲は前日よりは落ちているもののうんちからはたくさんの回虫が出てきて元気もあるし漢方がついてるしもう心配ないね!と一安心した日でした。ベムの毛がつやつやのふわふわになって抜け毛も少なくなってきました。
朝からなんだか身体が熱い。熱が出ています。40度。ただ元気はあるし食欲は少なめですが。。。なのでササスペに板藍茶を追加して1日に3回飲ませることにします。びっくりですが2日で平熱に!!漢方って凄い!!
☆ 11月12日 虫下しを飲んでから3週間がたち病院へ行かないといけない日でした。貧血が回虫のせいであったと確信したので、熱が下がってすぐでしたが病院へ行きました。体重は増えていたけれどまだ1・6キロ。それなのに2回目の虫下しは白い錠剤が1錠丸ごと。おかしいと思ったのですが病院で口の中に入れられてしまったので問いただすことも出来ず。そして貧血が心配だからとフロントラインもやることに。いっぺんに平気ですか?と聞いたところ、「問題ないですよ。こういうことはしっかりやったほうがいい。それがベムちゃんを楽にしてあげる方法ですから」という説明。次の日のウンチには回虫は出ませんでした。どうして?
☆ 11月18日 また発熱です。今回はぐったりしています。自分のお部屋からは一歩も出てこない。トイレもよたよたの足取りでご飯も水分も全くダメです。注射器を使って水分は1時間おきにミルクと水とアクエリアスを水に溶いたものを交互にあげ、私の手のひらに子猫用缶詰を乗せて少しずつ食べてもらった。大体1缶強くらい。次の日は夜勤で一晩一緒にいられない。。。旦那にしつこくお願いして1時間おきじゃなくてもいいからご飯と水分を与えて欲しいと頼んだ。一生懸命やってはくれたのだが私が朝帰ると、ますますぐったりしていて自分でトイレにも行けない状況だった。脱水かもしれない。。。いつもの病院じゃないところに電話しまくったが「薬を使いたくない」という私に対してどこの病院もつめたい対応でした。漢方はもちろん毎日飲ませていたし、熱が出てからは板藍茶とルミンを追加して、頑張った。だけど一向に下がらない。。。この熱は何だろう?もしかして虫下しとフロントラインの副作用ではないか??エイズであるベムにとって強い薬は相当身体にこたえるし、このままじゃ死んじゃうかもしれない。。。。。とにかく脱水を何とかしなくてはと11月22日もう一度あちこちへ電話をかけて水分だけを点滴してくれる病院を探した。出来れば体力を消耗したくなかったので往診してくれるところに電話をかけてみました。その結果往診は夜になってしまうから早いほうがいいだろうとのことで車で向かうことに。診察の結果、やはり強い薬をダブルでやってしまったためその副作用からの熱ではないかとの事。軽い歯肉炎が出来ているとの事でした。皮内点滴で水分だけを入れてもらい、歯肉にはレーザー治療を行い、a/dと牛の初乳を処方してもらい帰ってきました。水分が入ったせいか熱は久しぶりに39℃になり少し歩く元気も出てきました。
☆ 11月23日 元気になったのもつかの間、朝にはまた40℃です。佐野さんから清心丸が熱に効くと聞いたので少しずつレバコールに溶かして飲ませました。飲んだ後はまた39℃台に下がるのですがまたすぐに40度に上がってしまいます。板藍茶は一回に1包追加し、1日三回、レバコール・清心丸と色々あげ、30分から1時間おきに水分を補給。ご飯は手のひらに乗せてあげ続け体重は1・8キロに何とか減らずに過ごしていましたがもうこれ以上仕事も休めないこともあって11月24日副作用を承知の上でもうこれ以上はベムにとっても限界だろうと近所のいつもの病院へいきインターフェロンだけをお願いしました。獣医さんはステロイドじゃないと熱は下がらないと思うといいましたが、本当はインターフェロンも打ちたくなくて、だけどこれ以上はベムが辛いだけということと、この熱は虫下しとフロントラインの副作用であるのではないかと話しましたが「そんなことがある訳ない」と否定するばかりでした。ステロイドを打つべきだと最後まで言われましたが絶対にいやだといいはりインターフェロンを注射。家に帰り副作用が怖くて、これでダメだったらゴメンネ。とずっと抱いていました。3時間後急に震えだしてしまったのでとうとう副作用だと思い、震えが治まってから熱を測ると41・3度。白目をむいて呼んでも目を開けない。。。もう本当にだめだと思い泣きながらゴメンネ、ゴメンネと繰り返していると私には1時間ほどにも感じた、恐らくたった5分ほどの間意識がなかったはずなのに急にパチッと目を開けて、 私のひざから降りて遊びだした。そのときの熱は39・5度。 ベムが虹の橋から戻ってきてくれた瞬間でした♪
☆ 11月25日 朝の体温は38・7度。元気です。食欲はないけれど。ニュートリカルと子猫用缶詰・ベムの好物のチャオのホタテを手のひらから少しずつ毎日食べています。しかし、だんだん量が減っていくので、注射器でミルクを追加。ご飯を食べない以外は何も変わりない日々が続きます。
☆ 11月28日 口の中に口内炎を発見。インターフェロンは抗がん剤なので、人間でも抗がん剤の後は口腔内にトラブルが出やすいといいます。これも副作用からの免疫低下によるものだと思います。自分では手のひらからでも食べなくなりこの日からベムの食事は全てミルク・ニュートリカル・a/dを注射器であげることになりました。
☆ 12月2日 なんとなく暖かい。体温が39・2度。微熱です。前回の発熱はインターフェロンで無理やり抑えただけなので効果がきれたのでしょう。だけどベムにはもう高熱を出す免疫も残っていないのでしょう。微熱以上には上がりません。身体もだるくはないのか元気はあります。板藍茶のみで3日で熱が下がりました。
★ 今になって思うこと ベムが家に来たころから風邪症状が続いていたので病院へ行けば治るとずっと信じていました。毎週時間が出来れば病院に通い、この子は身体が弱いから気をつけなくちゃと私なりに必死で、ベムがエイズである事も知らずに受けたワクチン。これが全ての始まりだったと思います。もしもこのときもう少し慎重になっていればベムはこんなに苦しまなくてすんだのかもしれません。薬の副作用は自分が医療関係の仕事をしているため十分に分かっていたのに、虫下しやフロントライン、これらの薬さえこれほどベムを苦しめてしまうとは正直思いませんでした。エイズは治らない病気です。だけどエイズという病気は免疫が弱くなってしまうという「ただそれだけの事」だと思うんです。この免疫さえ低下させないようにしていけばベムは長くだって生きていける。佐野薬局のHPに出会ったときは迷いはありませんでした。病院の薬に関してはいろいろな事例からもエイズで死んでしまうのではなくて薬の副作用から免疫低下して別の病気にかかりやすくなったり、内臓が薬の強さに参ってしまい肝臓・腎臓の機能が正常に働かなくなってしまったりという結末が多いです。 私は最終的に高熱が続いてしまったときにインターフェロンを打ちましたがこれは正直今でも考えると怖い出来事です。あの時ベムは死んでしまってもおかしくない状態だったこと、インターフェロンは特にその生体の感受性によって副作用も様々ですから熱が出て打っても余計ひどくなる猫ちゃんもたくさんいます。むしろひどくなるこの方が多いと獣医さんから聞きました。何の根拠もなしにベムにもう一度インターフェロンを打ってしまったことを今でも後悔しています。結果的に熱は下がったけれど、口内炎が出来てエイズは発症してしまい自分ではご飯が食べれない状態になってしまいましたから。。。。あれからベムは口内炎はなくなりましたが今でも歯肉炎はひどい状態で自分ではご飯は食べたり食べなかったりの状態です。自分で食べるときも健康猫ちゃんの半分程度の量。それでもベムは食べない以外は今でも元気に私の傍にいてくれます。毎日の強制給餌や漢方は嫌がることも多くて本当に大変だけどこの子が傍にいてくれるうれしさを考えればどうって事ないですね!!病院を一切やめてからは熱が出ることもあれから一度もありません。いつか口内炎も治って自分でご飯がたくさん食べれる日が必ず来てくれると信じています。
ちなみに今のササスペ内容ですがどんどん勝手に増やして(笑)現在これだけのものを飲んでいます。 * ササヘルス127ミリ * 板藍茶8包 * 星火霊芝包3包 * 椎菌原末2包 * ルミン12錠
これを一回10ミリ一日2回です。このときにさらにルミンを2錠追加しています。子供用レバコール・ワンゲンも飲んでいます。まさに漢方漬けのベムですがこれらのおかげであの瀕死の状態から復活できているんだと思います。
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